今週のブログ
みなさん、こんにちは。講師の谷口です。最近は本格的に梅雨なのかして、雨の降る日がすごく多く感じます。正直頭痛もひどくなりますし、天気が悪い日はあまりいいことも多くないので出来れば早く梅雨明けを迎えたいと思っています。そんな今週のブログですが意外とみなさんが学校などで英語を学習するにあたって書いてしまいがちな英語の文章の文章においてのミス(ネイティブから見たらとんでもない意味で通じる?) についてお話してみたいと思います。
(1) 私の祖父は3年前に亡くなってしまいました。(現在完了を用いて)
意外と問題集を解いているとこのような問題を見ることがあるのですがこの文章を
My grandfather has died for three years. と書いてしまう人が多いのですがこの文章内で使われている動詞はdie(死ぬ) という意味なのでこの文章を訳すと「私の祖父は3年間死に続けています。」という意味になり祖父が死んでは生き返るという意味の文章になってしますのです。実際に私が高校の時にこの文章を見たネイティブの先生はとても笑いながらクラスに対して説明をしていたのを今でも覚えています。
(2) 私にはあなたの言ったことが分かりません。
この文章のポイントは“分かりません”の部分になります。この部分につられて
I can‘t understand what you said. と書く人がいたりするのですが正しくはcan’t→don’tにしないといけません。英語が得意な人ならばすぐに理由も分かるでしょうがcan には(能力として)できるという意味が含まれているため、この文章を聞いた外国人の人はこの人には人の話すことに対して理解する能力がないと捉えられてしまうのです。これは英作文だけでなく会話でもしてしまいがちなミスですので気をつけてくださいね!
実はこのようにたくさん英語には落とし穴が存在するのですが、このようなミスが出ないようにするためには日本語をそのまま訳そうとするのではなく単語や文法などの本質的な意味に注意をすることでミスを防ぐことが出来るのです。今日の話が皆さんの英語学習に少しでも役立てばいいなと思います。それではまた次回のブログで!
谷口智将